水害のあった地域の土地を購入しても良いか迷っている方へ
㈱谷英建築のホームグラウンドである福知山はかねてから幾度となく水害に見舞われてきました。
そこで、土地を探している方の多くが『浸水被害のない地域』という条件をあげられます。
しかし、実際に土地探しをしてみると浸水被害に絶対にあわない地域の土地というのは数が限られそれなりの値段もします。
ですから、どうしても水害にあったことのある地域も選択肢に入れていかなければならなくなる場合があります。
そういった時に本当にその土地を購入しても良いか非常に迷うことになります。
これについてはいろんな考え方がありますので、一概には言えませんが、建築屋の視点から言えば金額が安ければ購入することも『あり』です。
水害保険をかけていれば保険でまかなえることも
理由は、しっかりと水害保険をかけておけば少なくとも財産は守れるからです。
保険金額も10年間で7~8万円で済みますし、もし床上浸水になっても水につかった部分のうち構造体以外はすべて新品に出来るくらいの金額が保険金で十分まかなえます。
構造体は無垢材ですので、水につかっても十分乾かせば問題ないです。
床下の掃除や消毒代金、仮住まいの費用などまで保険で賄えます。
とは言っても、浸水時の精神的苦痛や水が引いた後の後始末などの負担も大きいので、絶対的に相場より安ければという条件は付きますが、購入することも選択肢に入れても良いと思います。