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土地情報には難しい用語がいっぱい①

こんにちは、福知山市の㈱谷英建築です
㈱谷英建築は福知山市を拠点に、丹波市、舞鶴市、綾部市、与謝野町、宮津市、京丹後市、丹波篠山市、その他周辺地域で土地を探されている方をサポートさせて頂きます

~土地情報には難しい用語がいっぱい~ 
インターネットや、情報誌、不動産屋さんなどで見ることが出来る土地情報にはたくさんのことが書いてありますが、すべての項目の意味を理解して見ることができているでしょうか?
聞いたこともない用語が並んでいてよくわからないと思いませんか?
実際、多くの方が、土地の広さや形状、立地、価格などだけを見て候補地を探しているのではないかと思います
しかし、知っていないと、現地を何度も見に行って、
『家族の意見が一致してこの土地に決めたマイホームをいざ建てるぞ
となったは良いものの、設計する段階で、
『実はその土地では希望するような建物を建てることが出来ないことがわかった…
なんていうことになりかねません
わかりにくいことが書いてあるので、ついつい見過ごしてしまいがちですが、とても重要なことが書いてあるのです
そこで、今回から、何回かにわたって、用語の説明をしていきたいと思います
まず、第一回目は『建ぺい率と容積率』です

~建ぺい率と容積率~
建ぺい率(けいぺいりつ)とは、土地の敷地面積に対して、どのくらいの建坪の建物が建てられるかという割合のことをいいます
なぜ建ぺい率という規制があるのかというと、建物が、道路や隣地に接近しすぎないようにすることを目的にしています
建ぺい率の規制がなくすべての家が土地の100%まで家を建てることができてしまうと、風通りも悪くプライバシーを保てず、災害時の逃げ道も確保できず、健全な住宅地域とはなりません
建ぺい率が60%であれば、敷地面積の60%まで建物が建てられることになります
住宅地では建ぺい率が40%~60%のところが多く、建ぺい率が低ければ低いほど隣家との間にゆとりがあって暮らしやすい住環境が保たれます
その一方で、デパートや飲食店などが立ち並ぶ商業地域や、工場が建ち並ぶ工業地域は、70%以上と高いところが多いです
(※建ぺい率が70%の場合、100㎡の土地に建てられる面積は70㎡となります。)

容積率とは、土地の敷地面積に対する建物全体の広さの割合のことです
2階建ての家の場合、1階の広さと2階の広さを足した合計(延べ床面積)が敷地の何%に収まればいいのかを示しています
容積率の低いエリアでは、高層の建物が建たないので太陽の光が遮られることはありません
このように容積率が低いエリアは、日あたりの良い庭付きの戸建てでゆったりとした暮らしを考えている人に良いかもしれません
駅前などは容積率が高い商業地域となるのが一般的なので、利便性の良い立地にこだわってアクティブな暮らしを考えている人に向いているかもしれません
このように建ぺい率と容積率を確認しておかないと、例えば、広くてゆったりした家を建てたいと思っていても、建てられない土地だったということが無いとも言えません
是非チェックしてみてくださいそれではまた